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2009年04月 アーカイブ

2009年04月07日

グラインドコア

グラインドコア (Grindcore) はハードコアのジャンルの一つ。もともとは1986から88年頃のナパーム・デス(Napalm Death)の音楽性を示すものであった。また、日本のS.O.Bも早い段階から、ジャンルの形成に関わっている。ルーツはさらに遡ることが出来て、シージ、Repulsion、Heresy、Larm、D.R.I. などがグラインドコアの成立に影響を与えたと考えられている。また、グラインドコア特有のボーカルスタイル(デスボイス)は、リー・ドリアンによると、G.I.S.M.の横山SAKEVIの影響が大きいと言う。ナパーム・デスの初期のドラマーミック・ハリスが考え出した言葉だといわれている。

グラインドコアの最大の特徴は、ブラストビートと呼ばれる、スネアやシンバルを高速で叩くドラムビートで、ドラマーは他のパートに比べてかなり高いテクニックが要求される(そのため、ドラムマシンが使用される場合もある)。ギターの音作りは、メタルに近いエッジの立った音で、チューニングを下げて重低音を出すことが多い。リフに関しては、大雑把に言って、デスメタルやスラッシュメタルに近いものと、従来のハードコア的なものの二種類に分けられる。ボーカルスタイルは先述のように、いわゆる「デスボイス」と呼ばれるもので、低音でのうなり声と、狂ったような高音スクリームの二つがあり、それらを織り交ぜて使う事も多い。これらの特徴から、グラインドコアにはメタルファンが付きやすく、ミュージシャンにも長髪が多い。また、グラインドコアは1分未満で終わる極端に短い曲が多く、中には1秒に満たないものもある(ナパーム・デスの You Suffer は有名)。

ナパーム・デスは元々、UK のクラストシーンとも関連が深いバンドで、歌詞も Crass から受け継がれてきた UK ハードコアに伝統的なものが多い。また。実際のクラスティーズがやっているグラインドコア・バンドも多い。一方、グラインドコアはその過程で様々な発展をとげ、今では多種多様なスタイルが出来上がっている。特にカーカスを元祖とするゴアグラインドは、シーンの中でも一つの大きな位置を占めていて、Exhumed のような有名バンドもいる。Sore Throat や 7 Minutes of Nausea、Anal Cunt などにより発展したノイズグラインドは、グラインドの中でも最も過激なジャンルで、ノイズのようなギターや、インプロヴィゼーションに頼った曲、曲にあわせて適当に叫ぶボーカルなどが特徴として挙げられる。数秒から30秒程度の、極端に短い曲が続くバンド・アルバムは、ショートカット・グラインドとも呼ばれる。グラインドコアには一般的な特徴として、独特のテンションの高さがあり、ゴアグラインドやノイズグラインドはそのテンションの高さを活かした、冗談半分の曲も多い。

グラインドコアは UK ハードコアの中でも、特にメタル(スラッシュメタル)の影響が強く、また今でもデスメタルとの関係は深い。また、同時期に発展したパワーバイオレンスやファストコアにもよく関連付けられる。Brutal Truth や Discordance Axis、Pig Destroyer などメンバー全員が高いミュージシャンシップを誇る場合も多く、最近ではカオティックハードコアにも影響を与えている。

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2009年04月24日

しらせ (砕氷艦)

しらせ(JMSDF AGB SHIRASE(first) class)は海上自衛隊が保有していた砕氷艦。艦番号AGB-5002。南極地域観測隊の南極観測に利用されていた。ましゅう型補給艦が竣工するまでは海自最大の自衛艦だった。

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3ノットで1.5m厚の氷を連続砕氷できる能力を持っている海上自衛隊の砕氷艦(自衛艦の一つ)であり、乗員もすべて海上自衛官である。所属は横須賀地方隊、母港は横須賀。

砕氷艦の特徴である幅のある艦体であり、1本煙突である。氷海での監視用に、マスト上に見張りポストがある。貨物積み下ろし用のクレーンを前甲板に2基、後部に2基装備している。また、艦体後部にヘリコプター甲板と格納庫を備え、輸送用のS-61A-1 2機。[1]と観測用のOH-6D 1機を搭載している。氷海を航行するので通常の艦船にある、ビルジキールが装備されていない。 乗組員居住区と観測隊員居住区は、厨房をはさんで分離されている。観測隊員居室は基本的に2人部屋で、観測隊長室、同副隊長室は個室である。このほか、4人部屋のオブザーバー室、研究室、ラジオゾンデ放球室がある。海賊防止用に自動小銃が装備されている。

推進方式は電気推進(ディーゼルエレクトリック)で、三井造船製ディーゼル機関6台で交流同期発電機を駆動、サイリスタで交流を直流に整流しつつ出力電圧を制御し(静止レオナード方式)、富士電機製直流電動機6台を駆動、軸出力30,000馬力を発生させる。推進軸は3軸で、各々2台の電動機を直列に接続し、外洋航行時は電動機3台、砕氷航行時は全6台を使用する。船内電源は、別置きのディーゼル発電機4台により供給される。

なお、建造費は文部省(現・文部科学省)予算により支出されたが、設計、契約および運用については防衛庁(現・防衛省)が行っている。また文部科学省などの他省庁やマスコミなど一般的には砕氷艦ではなく「南極観測船」と呼ばれているが、本艦の主任務は観測よりもむしろ観測隊員及び物資の輸送である。毎年11月14日に、東京港晴海ふ頭を12:00に出港、オーストラリア・フリーマントル港で1週間停泊の後、12月中旬-下旬に昭和基地に到達していた。

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