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グラインドコア

グラインドコア (Grindcore) はハードコアのジャンルの一つ。もともとは1986から88年頃のナパーム・デス(Napalm Death)の音楽性を示すものであった。また、日本のS.O.Bも早い段階から、ジャンルの形成に関わっている。ルーツはさらに遡ることが出来て、シージ、Repulsion、Heresy、Larm、D.R.I. などがグラインドコアの成立に影響を与えたと考えられている。また、グラインドコア特有のボーカルスタイル(デスボイス)は、リー・ドリアンによると、G.I.S.M.の横山SAKEVIの影響が大きいと言う。ナパーム・デスの初期のドラマーミック・ハリスが考え出した言葉だといわれている。

グラインドコアの最大の特徴は、ブラストビートと呼ばれる、スネアやシンバルを高速で叩くドラムビートで、ドラマーは他のパートに比べてかなり高いテクニックが要求される(そのため、ドラムマシンが使用される場合もある)。ギターの音作りは、メタルに近いエッジの立った音で、チューニングを下げて重低音を出すことが多い。リフに関しては、大雑把に言って、デスメタルやスラッシュメタルに近いものと、従来のハードコア的なものの二種類に分けられる。ボーカルスタイルは先述のように、いわゆる「デスボイス」と呼ばれるもので、低音でのうなり声と、狂ったような高音スクリームの二つがあり、それらを織り交ぜて使う事も多い。これらの特徴から、グラインドコアにはメタルファンが付きやすく、ミュージシャンにも長髪が多い。また、グラインドコアは1分未満で終わる極端に短い曲が多く、中には1秒に満たないものもある(ナパーム・デスの You Suffer は有名)。

ナパーム・デスは元々、UK のクラストシーンとも関連が深いバンドで、歌詞も Crass から受け継がれてきた UK ハードコアに伝統的なものが多い。また。実際のクラスティーズがやっているグラインドコア・バンドも多い。一方、グラインドコアはその過程で様々な発展をとげ、今では多種多様なスタイルが出来上がっている。特にカーカスを元祖とするゴアグラインドは、シーンの中でも一つの大きな位置を占めていて、Exhumed のような有名バンドもいる。Sore Throat や 7 Minutes of Nausea、Anal Cunt などにより発展したノイズグラインドは、グラインドの中でも最も過激なジャンルで、ノイズのようなギターや、インプロヴィゼーションに頼った曲、曲にあわせて適当に叫ぶボーカルなどが特徴として挙げられる。数秒から30秒程度の、極端に短い曲が続くバンド・アルバムは、ショートカット・グラインドとも呼ばれる。グラインドコアには一般的な特徴として、独特のテンションの高さがあり、ゴアグラインドやノイズグラインドはそのテンションの高さを活かした、冗談半分の曲も多い。

グラインドコアは UK ハードコアの中でも、特にメタル(スラッシュメタル)の影響が強く、また今でもデスメタルとの関係は深い。また、同時期に発展したパワーバイオレンスやファストコアにもよく関連付けられる。Brutal Truth や Discordance Axis、Pig Destroyer などメンバー全員が高いミュージシャンシップを誇る場合も多く、最近ではカオティックハードコアにも影響を与えている。

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2009年04月07日 10:33に投稿されたエントリーのページです。

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